『うちの子、片付けが苦手で困ってます・・・』
『うちは夫が、脱いだら脱ぎっぱなしで、私が部屋片づけてもすぐ散らかして、何回注意しても無駄なんです』
といった片付けに関する相談、最近とくに増えている気がします・・・。
あなたは、片付けのできない子にどんな声かけをしていますか?
片付けできない性格は生まれつき?
こんにちは、広瀬です。
服の脱ぎっぱなし、散らかしっぱなし、何度言ってもなおらない・・・のは、家事を担うママにとってはストレスになりますよね。
先日、一部の方にお話したのですが、
片付けに関しては、だいたい
・生まれつきの性格が5割
といった割合になります。
両方が大事ということですね。
人が生まれ持った性質というのは色々ありますが、その中に「物品管理」の特性というものがあります。
この特性が弱いと、
・物の管理が苦手
・物をどこに置いたか分からなくなり、いつも探し物をしている
・部屋が散らかりやすい
・すぐに物を無くす
といった傾向が強くなります。
周囲に思い当たる人、いませんか?
発達障害のレッテルを貼られる・・・
こういう特性を持った子(大人も)は、最近ではよく「発達障害」「アスペルガー」「ADHD」などといったレッテルを貼られやすくて可愛そうです。
発達障害などではなく、生まれ持った片付けの特性が弱いだけ…であることがほとんどなのです・・・。
それを病気扱いするというのは、
駆けっこで、犬と競争して負けたり、
木登りで猿に負けたりして、落ち込み、病院通いするようなものです・・・。
寿命にしても、人は病気しなければ100歳くらいは生きられますが、
樹齢数千年といった樹木には決して勝てないです。
それでも人は「寿命障害」などではありません。
もともと持っているものなのに、
その性質を『異常』ととらえて病気扱いしようとするところに間違いの元があるのだと思います。
日常生活以外のことにも大きな影響
しかしながら『物品管理の特性』が弱いと、よく物を無くす、部屋が汚い、脱ぎっぱなし・・・い始まり、日常生活、健康面、金銭面、仕事面、あらゆることに影響します・・・。
そう考えると「怖い」という感じもしますが、可能な限りの対策をとるのと、「その裏側にある強み・長所」を忘れないことが大切です。
これを忘れてしまうと、子供の悪い面ばかりしか見えなくなってしまい、ストレスが増すばかりですので・・・。
実はだらしない部分が多かった偉人達
一万円札に肖像が使われている福沢諭吉は、小さい頃からお酒が大好きで、お酒を飲ませてもらうために勉強を頑張っていたのだとか・・・
また、料理屋からお猪口やお皿をよく盗んでいたり、不潔でだらしなかったそうです。
それでも一万円札の顔になった。
そしてその他にも、
という偉人達のエピソードも残されています。
極端な強みを持っている人というのは、だいたい私生活がだらしなかったりするものです。
服を脱ぎっぱなしにされたり、部屋がゴミ屋敷になってしまってると、親としてはイラッとしたり、この子の将来は一体・・・と心配になってしまうものですが、そんな時は「この子は将来、大物になるかもしれない」という風に見てあげましょう。
イライラするより、期待に胸を膨らませるほうが健康的です。
(もちろん、整理整頓を教えていくのは大切なことですが・・・)
物品管理の特性・片付けの特性を知るには
もし
「うちの子は物品管理の特性はもともと弱いのかしら?」
「特性の強弱を知りたい」
という方は、LINEの方からお気軽に「個別相談希望」とメッセージください。
あとがき
ところで余談なのですが、今回の記事のために描いたイラスト、
「ママの子供に対する表情と、夫に対する表情の違い、すごくわかります!」といったメッセージを沢山いただています。
夫に対して殺意をいだいている奥さんも多いと聞くので、夫の私としては笑い事ではないんですけどね(笑)
今回もお読みいただきありがとうございました。