昔のおじいちゃん達は、マナーの悪い若者を見ると咄嗟に叱っていたものですが、現代ではどんなトラブルに巻き込まれるかわからないこともあり、そういった光景はなかなか見かけなくなってしまいました。
当然、ママ友の子供に対しても同じく、下手に叱ってしまったりすると、思わぬトラブルに発展してしまうこともあるので気を付けなくてはいけません。
今回は会員の皆さんから寄せられた「ママ友の子供を叱ってしまったときのエピソード」から承諾をいただいているものから一部紹介していきたいと思います。
【事件簿1】『勝手に私の財布をとったママ友の息子を注意した結果』
公園で遊んでいたときに、ベンチに置いていた私のバッグを開けて、中の財布をママ友の息子(4歳)が勝手に取ろうとしたので「人のもの黙って取ったらダメよ!」とちょっと強めに注意したところ、「自分の子は全然叱らないくせに、なんでうちの子にだけ厳しく言うわけ?」と逆ギレされ、その後疎遠になってしまいました。
自分の子が間違ったことをしているのに、そこは注意しようとしないなんて…、こんなに常識が通じない人だったんだな~とがっかりです…。
【事件簿2】『ママ友の子にうちの子が叩かれていたのでちょっと注意したら、ママ友が逆ギレ』
ママ友の家で、子供同士おもちゃの取り合いになってしまい、うちの子がママ友の子に叩かれていたので『叩いちゃ駄目よ!』と手をつかんで注意したところ、それを見たママ友が『なんでうちの子をあなたが怒るの?もし心に傷が残ったらどうするの!?』とまさかの激怒。
理由を話しても感情的になっていて聞く耳持たずという感じで・・・。その翌日から幼稚園の送り迎えで会っても完全無視です。こっちとしてももう無理・・・。
同様のママ友トラブルは現在も増加傾向に
正当な理由があって注意したり叱ったりした場合でも、こうしたトラブルに発展してしまう・・・本当に困りものですよね。
「せめてもう少し冷静になってくれたら」と思いますが、いざ我が子のこととなると親は誰しも感情的になってしまいがちです。そして一度感情のもつれに発展してしまったら、そこから修復するのは無理というか、なかなか難しくなります・・・。
「叱らない子育て」の履き違え
また、「子供を叱らない教育」を履き違えてしまっている家庭も多く、それをよその母親に壊された邪魔されたということによる怒りもありますし、
他にも様々な要因(食生活や便利なサービスの増加等)によって人々の「考える力」自体が低下していることもあり、それもトラブル増加の主な要因となっているかもしれません。
逆ギレするママ友の持っている気質や価値観
しかし、もっとも要因として大きいのは、相手のママ友の持っている「性格」「気質」「価値観」などの特性である可能性が高いです。
とくにトラブルになりやすい特性としては、
『Ruler特性』という、もともと物事を柔軟に捉えることが苦手な性格や、
『Hight Pride(高すぎるプライド)特性』+『Education minded mom(教育ママ)特性』を併せ持っていると『Tiger mom(獰猛な教育ママ)特性』になるので、このようなママはかなり取り扱い注意な人物となります・・・。
そういったママ友の子供をうっかり叱ったりするととんでもないことになってしまうので注意しなくてはいけません。
それから余談ですが、『Key』という特性を持つママ友と仲良くしておくと、何かトラブルが起こった時、うまく仲裁してくれたり相談に乗ってくれることが多かったりします。
付き合いが長くなりそうなママ友であれば、事前に『個性分析』でママ友の内面を知り尽くしておくことが、なによりのトラブル防止策となり得るかもしれません。
普段私が受ける相談の中でも「ママ友のプライドレベルを知りたいです」といった相談、結構多いです。