昭和40年代に習っている子供がとても多かった書道ですが、最近また人気が復活してきています。パソコンが普及して親世代がきれいな字を書かなくてもなんとかなってしまう今日この頃ですが、それが逆に書道の必要性を感じさせる原因になっているのかもしれません。
書道(習字)を習わせて良かった点
『綺麗な字・丁寧な字を書けるようになる』
この理由が一番ではないでしょうか。「字は人を表す」という言葉があるように、手書きの文字が与える印象というのは想像以上に大きいものです。履歴書などでも「字が汚い」という理由だけで選考から外されることもあります。
「綺麗な字が書けず、何度も何度も履歴書を書き直した」という就活中の大学生の切実な声もたびたび耳にします。
実際には企業の面接官は「字が綺麗かどうか」ということに加え「字が丁寧に書いてあるかどうか」も重要視しています。(実際には経験豊富な面接官の方々は筆跡、丁寧さ、書かれている内容などから人間性の深いところを読み取っています)
よって、綺麗な文字を丁寧に書けることが出来れば、就職戦線の第一段階を突破する上で比較的有利になるともいえます。
パソコンでは簡単に文字を修正できますが、書道では消しゴムが使えないので集中して正しい姿勢で書かなければなりません。またきれいな字は男女問わず好印象を与え将来も役にたちます。
教室がいくつもあり、近くに通える教室が多いというのも人気の一つでしょう。
気になる月謝やその他費用はいくら?
月謝は3000円代から6000円代くらいの教室が多いようです。
少人数か、大人数かによっても変わってきますし、先生の知名度によっても変わります。
しかし、数ある習い事の中でもお月謝が比較的手ごろなお値段なのも魅力です。
その他にかかる費用としては、
・半紙代や墨汁代
・展覧会などに出展する場合はその費用
・お教室によっては入会金
道具代はかかりますが、小学校の授業でも使うことができます。
レッスンの内容や通う頻度は?
週1回の月4回が主流で、そのうち1回か2回が硬筆の練習で、残りは毛筆です。
1回のレッスンは1時間から1時間半ぐらいです。
小学校に入学すると書写の時間があり、書道を習っている子と習っていない子では大きな差がでます。きれいな字がかけて困ることは何もないので、近くにいい教室があったり、子供が行きたいといったら是非習わせたい習い事の一つです。
通信教育で書道を学べるところもあります。
習字教室のメリットまとめ
・就職活動時の履歴書の綺麗な文字は有利に働く
・文字で人間性を判断される場面は意外に多い
・礼儀作法を学べる
・字が綺麗になることで落ち着きが出る