お風呂で頭を洗ってあげようとすると大声で泣き叫ぶ…。
「この子はこんなに水が苦手で将来大丈夫かしら?」
そんな心配から、お子さんをスイミング教室に通わせるご家庭も多いのではないでしょうか。
スイミングは赤ちゃんの頃から通うことができる教室も多く、親子でも通えるため初めての習い事がスイミングという方も多いようです。
最初は水になれるところから
最初は水慣れからスタートです。顔を水につける練習から始めます。
習熟度別にクラス分けをされるところがほとんどです。
初めは補助具をつけ、4種類の泳法を学んだら、上級はタイムを早くする技術を学びます。
レッスンの流れ
レッスンの流れは次の通りです。
レッスンの前に担当のコーチのところで元気にあいさつをします。レッスン前に準備体操を済ませておきます。
次にいよいよレッスン開始です。クラス別に目標のところまでコーチが丁寧に指導します。
レッスンの後はシャワーを浴びた後、採暖室で体を温めます。
スイミング教室に通わせるメリット①
『基礎体力がつく』
水中という負荷がかかる条件下での運動であるスイミングは、基礎体力を付けるには最適な運動の一つです。基礎体力がつけば、他の運動にも対応していきやすくなります。
スイミング教室に通わせるメリット②
『学校の水泳の授業で苦労せずに済む』
体育で水泳の授業があるのは小中高くらいまでですが、子供にとってはこの期間は非常に長いものです。スイミングに通うことによって水泳の授業が苦でなくなるばかりでなく、クラスの中でも良いタイムで泳げることによって自信がつけば、そのメリットは決して小さいものではないはずです。
スイミング教室に通わせる上での注意点
『途中で嫌になる時期が訪れる』
どれくらいの割合かは正確にはわかりませんが、たいていの子は、途中で「行きたくない」と泣き叫んで通うのを拒否する時期が訪れるものです。
その時に、無理にでも連れて行くか、仕方なく休ませるかは、それぞれのご家庭の判断によると思います。
やはり最初の段階では、スイミングはかなりの体力を消耗しますし、水に慣れないうちは、水が嫌になったり、怖くなったりして、通いたくなくなるものです。
その時期をどう乗り越えるかが大切だと思います。
スイミング教室に通わせる上での注意点
『思わぬ病気などをもらってしまいやすい』
スイミングに通うことによって、体が丈夫になったり、喘息の症状が改善されるなど様々な健康面でのメリットもありますが、風邪やインフルエンザが流行る時期になると、もらってしまいやすくなったり、うちの娘たちが通ってた時に一番ショックだったのは「アタマジラミ」をもらってしまったことでした。
スイミングに通う以上、アタマジラミは覚悟しておく必要があります。我が家では刺激の強い薬品(スミスリンなど)を使うのを控えていたため、子供達の頭からアタマジラミを根絶させるまでにずいぶんと時間がかかってしまいました。
スイミングを辞めるタイミング
小学校などでも水泳の授業は夏期に限られますし、水泳大会などもそう多く開催されないため、水が苦手でなければ無理に水泳教室に通わせる必要はないのかもしれません。
親自身が水泳が苦手で、苦労した経験を持つご家庭では子供をスイミングに通わせているというケースが全体的に多いようです。
そして、ある程度子供も成長し、他の習い事や塾通いなどとの兼ね合いから、スイミングに通う時間確保が難しくなる時期が訪れると思います。
ある程度泳げるようになっていれば、そこでスイミングを「卒業」して、次の段階に進んでいくというのも一つの選択肢だと思います。我が家の3人の娘たちもそうしてきました。
そこそこ泳げるようになりさえすれば、学校の水泳の授業はなんら苦ではなくなります。
もちろん水泳が好きで、もっともっと上達したいという子は、続けて通わせてあげるといいでしょう。
子供をスイミングに通わせるメリットまとめ
・喘息などにかかりにくくなる
・学校の水泳の授業で苦労せずに済む